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ブラック・ジャックのnagranydeのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ジャック(1996年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

BJに通底している「医者は何のためにあるのか」という問いはもちろんのこと、倫理を振り切って暴走する科学技術に警鐘を鳴らす一作。

良い作品は時代に関係なく響くなぁって思ったのが、生命倫理の観点でもそうなんだけど、「才能」との関わりについても考えさせられる

患者は否応なしに「超人類」になったわけだけど人工的に得た才能というのは刹那的でどこか虚しいんだなって超人類の成れの果てを見て思ったし、道理に反するんだろうな

持って生まれたカードで生き抜かないといけないし、無いカードを手に入れるには地道な積み重ねが必要で、他人に容易く渡されちゃいけないように世の中できてるのかもしれない

この映画の扱うテーマと逸れたけどまぁいいか
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