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藁の楯のsoutaの映画まとめのレビュー・感想・評価

藁の楯(2013年製作の映画)
3.5
【soutaの邦画つぶやき No.555】
"藁の楯"


幼児暴行殺人の容疑者清丸に孫娘を惨殺された大富豪により10億円の懸賞金が懸けられる。銘苅と白岩らを始めとする精鋭のSPは金目当てに全国民から命を狙われる清丸を護送することになる。


公開当時に予告を見た時は期待出来なさそうで今まで手を出してなかったが配信を機に鑑賞。荒は目立つがそれでも良作だと思う。

主演が大沢たかおで大正解。主演俳優次第では賞金の掛かったB級デスゲームに成り下がってしまうと思う。大沢たかお熱演のお陰でチープにならない。それにしても一権力者の独断で懸賞金掛けて法も治安も秩序も終わってしまうのあまりにも怖すぎない??笑

恐らく大半の人が求めている藤原竜也らしい藤原竜也が見れる。清丸の犯行をシーンとして見せないのが良い、台詞の説明で想像することでグロさが増す。

大沢たかおが"セブン"のブラッド・ピットになるか否が個人的な見所でありこの作品の要。銘苅が正義の人であることだけが希望だけど、それもどうなるか分からない。人を護る為の楯は時に藁のように脆く崩れる。