ゆき

ゼロ・ダーク・サーティのゆきのレビュー・感想・評価

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)
3.5
目の前の映像はどこまでが真実か。

ビンラディン暗殺の真実に迫る衝撃の実話。

「アメリカの威信」は途中から狂気じみた執念にしか見えなくなった。ただの復讐。
20代の立派な成人女性とはいえ、こんな過酷な作戦に投入されるのは本当にあるのだろうか。
彼女の置かれた環境は私の想像の範疇には収まらないし、できるのならば考えたくはない。

ここだ、という時に100%と断言する勇気を称賛したい。
ただ、こんなにも自身の全てをかけて費やした時間から得るものはあるのだろうか。
「充実感」だとは決して信じたくない。
ゆき

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