イカれ野郎と変態アバズレィが運命的な出会いを果たす。これは異質なロマ・コメダコーヒーだ。
ブラッドリー・クーパーが躁鬱感を表現する。黒いゴミ袋を身にまとい街中を走り回る。間違いなくイカれている。ジェニファー・ローレンスがアバズレィを演じる。ハスキーボイスで言葉責めする。肉感的ボディでエロ気を撒き散らす。もうジェニファーから目が離せない。その結果、アカデミー主演女優賞に決まりだっ、バッキャローッ！
デ・ニーロがダメ親父を演じ、ギャンブラー魂を発揮する。やはりオーラと存在感が違う。
イカれ+アバズレィな雰囲気に社交ダンスを絡め盛り上げる。ゲス黒い炎がロマンティックに燃え上がる。スティービー・ワンダーの『My Cherie Amour』など、音楽が素晴らしい。
これはイカれた作品だけど、イカしてる。宇宙からイカ星人が侵略してきたら完璧だっ、バッキャローッ！
