シネフィルmonk

愛、アムールのシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

愛、アムール(2012年製作の映画)
3.0
Amourを訳すと愛情、恋愛。
幸福に暮らしてきた老いた夫婦の妻が車椅子が必要になり徐々に認知症が進む。しかし、施設の入居を拒み、自宅での介護を選択する。

そこで待っている老老介護の厳しい現実。エンディングは記さないが、反応も示さなくなりつつある妻の介護に懸命にあたってきた夫が最後にとった行動は…。テーマからして身につまされるストーリーだった。

ミヒャエル・ハネケ監督がカンヌ国際映画祭パルムドール、アカデミー賞外国映画賞受賞でさらに評価をあげる。「男と女」などで逞しい男のイメージがあったジャン=ルイ・トランティニャンが老境の演技。
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