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シュガーマン 奇跡に愛された男のmasaのレビュー・感想・評価

3.8
1970年代にデビューするも、商業的に売れずアメリか音楽会から消え去った『シュガーマン』ことロドリゲス。
アメリカでは全くの無名の存在だった。
数年後、何故か遠く離れた南アフリカで反アパルトヘイト闘争のシンボルとして爆発的にヒットした。

その後死亡説など流れたが、数十年後、普通の生活をしていた彼に、他国ではスーパースターだと聞かされた時どう思ったでしょう。

ボブ・ディラン風の朴訥とした唄いっぷりと、反勢力の味わい深い歌詞と曲。アルバムが欲しくなりました。なんとも歌声がいい。

しかし、彼はお金や地位や名声はあまり意味がないと思ってるのでしょう。
南アフリカでの超満員の初ライブでもマイペースだ。

音楽に売れる売れないはあまり興味ないですが、自国ではあまり聴かれないのに、他国では人気があるというケース非常に興味深いですね。
日本でも、ベンチャーズやディープパープルやMr BIGなどが、日本の方が人気ありますが面白いです。
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