”この世界にはくだらない映画監督はごまんといる。何本も何本も作って家を建てているバカ、どうでもいい映画ばっかり作って金をもらってるバカ、俺はそんなのは嫌だ！たった1本の映画でその名を刻む伝説の男になりたいんだ！”
主人公のこのセリフ。あまりにストレートな現代映画批判。
さすが園子温監督。言ってくれた。。✨
いままで園子温監督の作風は、”シリアス”で”グロテスク”なイメージが強かったですが、それをコメディの方向に持って行ってくれたから安心して観れます。
声を出して笑ってしまうシーンも多々あって後味も良かったです。
主人公が映画監督を目指しているところから昔の園子温監督の姿が想像できました。この作品は彼の伝記的な作品である気がします。
彼のファンなら必見の作品ですね。
