前半はかなり退屈。
中途半端にグロい死体をポンポンポンと映し出すだけ。SAWのように殺しているシーンじっくりと映せばもっと刺激が出せたと思う。
そして、小栗旬のあの叫ぶだけの演技がかなり興ざめで観てるこっちが恥ずかしくなった。
ただ、後半は妻夫木聡と尾野真千子の演技に見入っちゃいました。
妻夫木聡は彼自身の存在を無くすくらい役にハマっていた。とくに喋っている感じや気持ちの悪い笑顔などはかなり狂気じみていて素晴らしい。
尾野真千子は序盤の落ち着いた演技から、後半の絶叫の演技など、どれも全く違和感無くて観ていて安心できた。素晴らしい女優さんですね。
前半からもう少し重みがあったらなぁ…