小波norisuke

ヒッチコックの小波norisukeのレビュー・感想・評価

ヒッチコック(2012年製作の映画)
4.0
天才の奥さんは大変だ。
感性の鋭い人は、もちろん繊細で、感情の振り幅が大きいのだろう。わがままで、時々ヒステリックになる。のぞきが趣味で、映画製作の資金づくりのために、自宅まで抵当にいれてしまう。

こんな夫を30年も支えたアルマに敬服する。健康を管理し、励まし、映画製作まで手伝う。天才を支えているという感覚はスリルに満ちているだろう。しかし、きっと天才である以上に、ヒッチには男性としてこんな聡明な女性を虜にしてしまう魅力があったに違いない。

サスペンスの巨匠。しかし、30年は長い。

アンソニー・ホプキンズが繊細でありながらお茶目なヒッチを見事に演じていた。
小波norisuke

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