モールス

ブラック・ブレッドのモールスのレビュー・感想・評価

ブラック・ブレッド(2010年製作の映画)
2.0
スペイン内戦がストーリーの背景にあるらしいですが、ビクトル・エリセは内戦の悲劇を家族の物語にしました。アグスティー・ビジャロンガー監督はそれを少年の魔性の心を描写したように思えました。
内戦で敗れた階級の恨み辛みにより、少年が支配者へと成長していく様はヒトラーのように見えなくもなかったですね…。
人の魔性の心が育つ様子は、決して気持ち良くはないです。その点は、本作の悪い部分で不快感はありましたね…。
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