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嘆きのピエタのhisaukのレビュー・感想・評価

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)
3.5
冷酷無残な方法で町工場の人達の借金の取り立てをするイ・ガンド。
ガンドにはとても不幸な過去がある。
突然、母親を名乗る女性が現れガンドに変化が現れ始める。

うーん。
確かに無慈悲にも程がある取り立て方には驚く。
しかし、闇金で借りた方はどうなのか。
分かっていて借りたのなら、あまり同情はできない。

なんだか、ガンドが可哀想に思える。

暗い過去ビッシリの人だから。

あーぁ、って思うシーンもあったりして。
そこはギドク監督、裏切らないシーンもちょこちょこあり。
ちょっとキモかったりもした。
ガンドさん、寝てるとそんな事になるの?
みたいな(°_°)

ガンドの突然の変わり様にも驚いた。
それが無ければ冷徹なウシジマくんだったのに。

日本の銀行が町工場への貸し渋りとは違う。

韓国のそこら辺の事情はよく分からないが、借りた人の逆恨みにも思える。

イ・ガンド、愛を知らない哀れで悲しい人。
切なかった。
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