海老川

嘆きのピエタの海老川のレビュー・感想・評価

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)
3.5
韓国映画5作目。えげつないですね。あいもかわらず。

見終わった後救いようがねえなあ…とズズーンな気分で監督インタビュー見たら、めっちゃこの映画で希望を持たせたがってて笑った。

「お前にも親がいるだろ!!」
っていう言葉をテーマに1本映画作った感じ。救いにもなれば暴力の理由にもなり、倒錯する原因にもなり得るのが親なんだな。
親という存在を知らなかったからああいう人間になって、親という存在を知ったからああいう最期。苦しい。

希望につなげるっていう狙いも理解できなくはないけど、親という存在自体がクズな場合どうしようもないんだよな。で、そのパターンは決してマイノリティでもないんだよな。
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