ゆみモン

許されざる者のゆみモンのレビュー・感想・評価

許されざる者(2013年製作の映画)
2.9
クリント・イーストウッド版を、日本を舞台にしたリメイク版。

クリント・イーストウッド版には及ばないという感想・レビューが多いようだ。
確かに本作に比べて、何となく画面の安っぽさ(嘘っぽさ)が気になった。
明治初期の北海道の開拓民を舞台にしたところなどは、なるほど…と思ったが。
どちらの作品も、過去を封印して地道に農業に励んでいた主人公の男が、再び人殺しに手を染める動機が弱いような気がした。
懸賞金目当てに、娼婦(女郎)を切った男を殺す…というのは。

役者の演技は、渡辺謙、柳楽優弥、佐藤浩市、小池栄子…など良かったが、圧巻は柄本明だ。