HAYATO

スター・トレック イントゥ・ダークネスのHAYATOのレビュー・感想・評価

3.8
2023年473本目
東京コミコンで来日中だったベネディクト・カンバーバッチ出演作を鑑賞
J・J・エイブラムス監督作
平行宇宙「ケルヴィン・タイムライン」を舞台にした2作目
宇宙艦隊を襲撃するテロ事件を起こした犯人・ハリソンを追うべく、USSエンタープライズのリーダー・カークは、ハリソンが潜む星へ船を向かわせる。
クリス・パインやゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、ジョン・チョウ、カール・アーバンなど、馴染みの顔が前作に続いて登場。
生身のアクションとVFXを巧みに組み合わせることによって、手に汗握る怒涛の展開を見せることに成功している。
型破りなカークと知性的なスポックという対照的な2人のブロマンス的な要素が楽しめて、普段は落ち着いているスポックがカーンに対して激昂するシーンは、カークへの深い信頼と愛情を感じさせる。
全編にわたって「自己犠牲」という重要なテーマが描かれており、観客がよりキャラクターに感情移入しやすくなっている。
ヴィランを演じたベネディクト・カンバーバッチは、自身が『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で演じたシニスター・ストレンジを彷彿とさせる怪演っぷりで、悪役ながら惹きつけられるかっこよさがあった。
3作目を見るのが楽しみ。
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