おーたむ

スター・トレック イントゥ・ダークネスのおーたむのレビュー・感想・評価

4.3
シリーズがストップしちゃった作品なので、続編には手を伸ばしづらかったのですが、一念発起で見てみました。
良いですね。
意外と面白かったです。

前作は、タイムリープという変化球を使いながらも、本筋は明朗な冒険活劇といった感じでしたが、本作には、企みがあり、謎めいてて、深淵で、強大でした。
そして、企み、謎めき、深淵さ、強大さなどの要素は、そっくりそのまま、ベネディクト・カンバーバッチが演じたカーンに当てはまります。
すなわち、本作の面白さは、カーンのキャラクターの魅力に負うところが大きかったということだと思います。
ぶっちゃけ、ドクターストレンジよりハマってたかも知れない。

展開も、冒頭からフルスロットルで、ショッキングかつスリリング。
特に序盤はテンポが速いので、予測できないというより、予測する前に次のシーンに展開していく感じで、すぐにストーリーに乗っかることが出来ました。
SFとしても、アクションとしても、スリラーとしてもきちんと楽しめる、さすがのJJエイブラムス作品ですね。
面白かったです。

せっかく大勢のクルーが1つの宇宙船に集うというシチュエーションがあるんだし、もう少しクルー同士のやり取りを見たいなと思ったりもしますが、まあ、そこを見たいのなら、ドラマを見てねということなんでしょう。
なんかドラマにも興味湧いてきたな。
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