とがり

インポッシブルのとがりのレビュー・感想・評価

インポッシブル(2012年製作の映画)
4.0
スマトラ島沖地震による津波に巻き込まれた一家の、苦難と絶望、そして再会の希望を描いた実話系映画。

一家の顛末を描く画面の隅で、多くの怪我人や水死体、漂流物の山、残された名もなき人々が映り、災害が起きた後の過酷さを物語る。

津波のシーンも迫力と絶望感が圧倒的で、濁流の中で必死にもがく母親と長男のシーンはこの映画の白眉。
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