タカミ

ぼっちゃんのタカミのレビュー・感想・評価

ぼっちゃん(2012年製作の映画)
3.0
『40歳の童貞男』を観て「人に言えないコンプレックスを抱くことは、そう悪くもない気がする」とレビューしたところ、正反対のコンプレックスものとして、この『ぼっちゃん』をお勧めされた。
うーん。
不細工(コンプレックス)は悪くない!
生まれたてから容姿が優遇される人生であることは、女性に生まれ落ちた私が痛いくらい存じ上げてる笑。
しかし世の中1%の美男美女しか恋や結婚ができないかと言うと、そうではない。
そうなら人類とっくに滅んでる。
話が面白いとか一緒にいて楽しいとか落ち着くとか…。
選ばれる要素は無数にある。
不細工をスケープゴートにして、自意識モンスターを飼い慣らし、どんどん巨大化させ、いつか自分をぶち破り外に出てくることが狂気と思う。
あと孤独は人をおかしくするから、深く付き合わなくても良いから、他人と緩く繋がってることは必要。
ほんと。
みんな幸せになれ!
タカミ

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