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まぼろしの市街戦のbebemamaのレビュー・感想・評価

まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)
3.7
今年の映画は今年のうちに!
簡単に!

ずっと観たかった映画

第一次世界大戦末期
フランスの小さな街から撤退するドイツ軍
しかしその前に、街に爆弾を仕掛ける
その爆弾の解除を命じられたイギリス軍人
街に潜入するがその街の住人は既に逃げ、街には精神病院から解放された病人とサーカスの動物ばかり

まず、その情景が素晴らしい

[世界は劇場
今を楽しむ]

衣装を着けて、皆楽しそうに踊っているのを見て
なんて、皆幸せそうなんだろう
(なぜかフェリーニの81/2のラストを思い出した)

精神病院から解放された精神病患者達
彼達彼女達の方が人間らしく、まともにみえる
(これって、まあよくある表現といえばそうなんだけど、、、)
いったい何をもって精神的におかしいというのか
そう、戦争ってやはりどこか人間を否定してる
人間同士が殺し合う事自体狂ってる

兵隊達が去って街に出て
兵隊が戻って来て、また病院に戻って行く
戦争は終わったのに
ここは自分達の世界じゃないと、、、

サーカス団の動物と精神病患者と
兵隊、戦争との対比

ファンタジー、コメディで反戦を

舞台を観ているようだった

コクリコ役のジュヌヴィエーヴ・ヴュジョルドが可愛い!
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