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フッテージのDKforceのレビュー・感想・評価

フッテージ(2012年製作の映画)
3.3
フッテージ、、「映像による素材」

以前観ていたことはあるんですが、あるゲームで8mmフィルムの映像シーンをみて、改めて観たくなったので鑑賞。

鮮明に覚えていたのは、やはり芝刈機、、、😅笑

ストーリーは、
ノンフィクションかつ、事件を警察にかわり被害者の無念を小説で訴える作品を書き続ける小説家のエリソン。家族と共に引っ越してきた先は、奥さんや子どもにも内緒で、次回の作品にするべく事件のあった家に住み始めた。
警察や隣人からは良い感じには見られておらず、そんな状況下で、次の作品を作るぞと、情報収集しながら探っていく。「鮮血のケンタッキー」という一番バカ売れした作品を越えるような小説を作らないといけないとハードルを高くし、物語が始まる。たまたま荷物を屋根裏に置いたら、ある8mmフィルムが、、、
そこには、日付もバラバラ、プール、バーベキュー、庭、芝刈機と色々なタイトルのかかれたものが、、
エリソンは、そのフィルムを観てみると、庭にある折れた木で、首吊りがあったことを知る。あまりの衝撃的なことに、話のネタになると分析しながらさらに、フィルムを観ることに、、

色々見えてくるフィルムからの情報を元に、オカルト的な紋章や、ミスターブギーマンなる顔が怖い男がちらほらでてくること。共通する点を調べていく。しかし、このフィルムを観たことから、だんだん奇妙な事がおきはじめる。息子が奇怪な発作を起こしたり、娘が死んだ少女の絵を描いたり、だんだん家族がバラバラになっていく様はやはりホラーであるある。次第に恐怖に打ちのめされていくエリソン、、、
ストレスから酒も多くなり、この作品は手をつけてはならないのでは?と思い始める。しかし、時既に遅し、、驚愕な事実に直面し、エリソンは急展開をむかえることになる、、という作品。

8mmフィルムからなる不可解な惨殺事件の映像は、ある意味引き寄せられる素材(フッテージ)となってるし、まぁオチはなかなかで嫌いじゃない笑。
ド派手に肉片が!とか銃ぶっぱなしな!とかじゃなく心理描写からくるホラーの一つだし、けっこう印象残していく展開の数々だから、これはこれで楽しめるかなと。
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