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ポゼッションのSHのレビュー・感想・評価

ポゼッション(2012年製作の映画)
3.9
両親の離婚を期に定期的に父親クライドの家に泊まっている娘2人。
まだ幼い次女エミリーはガレージセールでみつけた古いアンティークの箱を買って家に持ち帰る。以降、彼女に異変が起き始める...。

いわゆるエクソシストものの定石を踏みながら話が展開していくので見慣れてる方にとっては真新しさに欠ける点があるかもしれないけれど、今作は物語が最初から最後まで丁寧に段階を踏んで展開していくので安心して楽しめる。特に中盤、彼女の異変の原因が「両親の離婚による精神的ストレス」という一般論で片づけられてしまい、そのために、異変に気付いた父親が孤立していくという展開も加わりサスペンス(不安)が高まってハラハラする。

MRI受けて納得する、というのはこういうヒス気味なお母さんへのちょっとした皮肉なのか、少し滑稽だったけど。
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