子を持つ責任
人生には3つのタスクがあるとアドラーは説く
①仕事
②交友
③愛
である
子を持つということは愛のタスクである
タスクというからには、自分の都合の良い時だけ可愛い可愛いではダメで、仕事が忙しくとも、自分が具合が悪くても、その子に対して責任が生じ、愛を持って接すること
この物語の両親は自己都合で離婚しておきながら、離婚後も愛のタスクを放棄している
リッチなのか社会的に成功者なのか知らないが、親としては責任を果たせていないし、人として愛のタスクを全うしようとしていない
リンカーンとマーゴーは、他人の子であっても無力な幼女を気にかけて面倒を見る
その3人の姿に微笑ましくなるが、一時なら可能な関係
これが今後もずっと続くとなると、相当な覚悟が必要で、まさに愛のタスクに真っ向から向き合う覚悟がいる
まだ、2人は情でメイジーの面倒を見ているようだ
メイジーが健気に、ただただ聞き分けが良く人懐っこい姿に胸が締め付けられる
以下蛇足
リンカーンとマーゴーはくっつくのだろうと思ったが、案の定だった
ただ、この物語には2人の恋は不要