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ハッピーサンキューモアプリーズ ニューヨークの恋人たちのtransfilmのレビュー・感想・評価

3.7
サブタイトル通り、NYを舞台にしたドラマ。
これぞまさに都会人の生き方!。。な映画でした。
みんな、生き方が自由。
この映画の登場人物は、皆誰かに支配されたり、誰かを支配することもなく、
自分たちの意思で生きている。
皆、自分の中心は自分自身という生き方をしていると思う。
(社会人とおもわれる女性もでてきて、実際は上司に指示されたりなんてこともあるだろうけど、そういうシーンは一切なかった。
たぶんこの映画なら、嫌な仕事だったら転職する。という風に描くんじゃないかな)

皆、欲しいものがあればそれを得るために積極的にアプローチ。
特に、主人公(この映画の監督兼脚本家でもある)のケイトマーラに対する積極さがとてもすごい。自分にはできない。
個人的にはこの映画で出てきた人たちの生き方にはとても共感。
そして、主人公のケイトマーラ・アタックなど、
自分にはできないことができてるところはとてもうらやましかった。
ただ、アタックするのはいいけど、その後の主人公のケイトに対する接し方や考え方は
自分とは違うし、共感できないところもある。
思うんだけど、たしかに気になる人ができたらすぐ猛アタックする
肉食系タイプの人は、自分からすれば(そんなささいなことで、別れてしまう?)
と思うくらい、あっさり切れる人が多いような気がする。
好きでアプローチしたのに、結局そんなあっさり切れるくらいだったんだ。と考えると、肉食系の人がそんなに行動を起こせるエネルギーはどこからわくんだろうかと不思議に思う。
自分だったら、死ぬまでこの人が好きだろう。くらいの思いがないとそんなエネルギーは湧かない。ためしに付き合ってみればみたいに言う人もいるけど、その考え方があまりよくわからない。
根本的に、考え方も、人の好きになり方も違うんだろうなと思う。

考えるより先に行動するか。行動する前に考えるか。の違いだけかもしれないけど。自分は間違いなく後者なので。

そんな共感できない部分もあるけど、ささいなことで
この映画の「自分の中心は、自分自身」という生き方をすることが何より大切で、とても素晴らしいことだと思う。共感する。
現実世界でたまに、
他人に依存してるような生き方をする人とたまに出会うけど、
不幸そうな人はたいていそういう人じゃないかな。自分の人生経験の中だと。
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