アーティストとしても活躍しているケイレブ・ランドリー・ジョーンズ主演。
とにかく本作の彼のファッションスタイルがシンプルだがエレガントでカッコいい。
バレンタインでプレゼントするお菓子に自分の血液や毛を混ぜたものを贈ったという事件が昔ニュースで問題になっていたのを思い出した。
本作はそう言った憧れの存在と微粒子レベルでも共通点を見出そうとする人間の醜い欲求を満たすため、対象のセレブと同じ病(細菌)を商品として闇商売するといったぶっ飛んだ世界感。
人権なんてものはあったものではない。
好きになった人の全てに感染したいという欲求を自分は全く理解できなかったが、前述したケイレブ・ランドリー・ジョーンズと映画全体のダークで不気味な緊張感のある雰囲気がよくマッチしていると感じた。
間違いなく好みがかなり分かれる作品である。