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愛のコリーダのokapiのレビュー・感想・評価

愛のコリーダ(1976年製作の映画)
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欲というより念。
普通の精神状態ではなかったのだろうな。
胃もたれのような、見てるこちらの気力まで吸い取られる感じで全部はちゃんと観れなかった。松田英子、綺麗だけどCGのように完璧ではない見た目が逆に色っぽい。

戦場のメリークリスマスは好きだけど、こちらは個人的には結構しんどかった。(同じ監督だけどそもそも表現が全然違う)

実際の阿部定事件のことも調べたのと、今NHKでやっている欲望の系譜というドキュメンタリーが好きで観ているが、時代と人間の生命力、欲の強さ(みたいなもの)は密接だと感じる。戦後、逞しく生き抜く貧しい人達を昆虫のようだと例えたにっぽん昆虫記も観たい。(こちらも観た後疲れそうだけど)

自分が戦後、昭和初期に生まれていたら生きていける自信がない...笑
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