北野武監督、黒澤明監督に続いて、日本の巨匠の作品を…とチャレンジしたのが、マイリストに入れていた本作。
チャレンジし過ぎたかも
あまりにも性行為ばっかりで辟易するなぁ。色気も何もないよう💦
“匂い立つ”じゃなくて、ただ獣のような匂いが漂ってくるみたい。
旅館の仲居が「この部屋、ヘンなにおいがする」と言うように、あれだけ、そればっかりしていたら…ね。
阿部定の尽きない欲望。
“コリーダ”とは、スペイン語で“闘牛”というらしい。
とはいえ、着物を始めとした美術や映像は美しかったな。旅館の落ち着いたトーンに着物の鮮やかな赤や紫が映える。
猛牛を真っ赤な着物で挑発する。
安部定の事件が興味を引く事件であることは、それを参考にした小説や映画が多いことからも伺える。
タブーを覗き見したい人間の心理をくすぐりはするものの、いざ観始めたら、性描写があまりに露骨で目を背けたくなった。
美しい愛では決してない。