最愛の人に捧ぐ歌…
テレンス・スタンプ主演のコーラスヒューマンドラマ。めちゃくちゃ泣けた。マリオンの「誰にでも、お似合いの人はいる。私たちみたいに。」ってセリフ、すごい良いなぁって感じた。
◎ストーリー
アーサーとマリオンは、仲睦まじい老夫婦。いつも公民館でコーラスの練習をするマリオンを送り迎えするも、彼は決してマリオンの友人と関わろうとしなかった。また、一人息子とも上手くいっていなかった。そんなアーサーのことを、余命宣告されたマリオンはいつも気にかけており…
やばいなぁ、こんな泣くなんて思ってなかった。結構最序盤からジーンっとくる場面ばかり。素直になれんけどマリオンのことが好きなアーサー、素直にアーサーを愛し続けるマリオン。2人が微笑ましくて、ひたすらこんな夫婦に憧れる。
でも現実は残酷で、アーサーはその現実に立ち向かうことになる。でも、息子にもキツくあたり、誰とも関わりを持たなかった彼には誰かを頼る術などなくて。
そんな彼をマリオンの仲間たちと引き合わせようとする若いコーラスの先生(ジェマ・アタートン)
その人とアーサーの友情や、ほんまの気持ちを抑えてたけど、それを歌に乗せて解放していくアーサー。徐々に笑顔を取り戻していく彼やその歌声がほんまに沁みた。
ひとりひとりの演技がとことん光る、めちゃくちゃ泣ける1本。短時間で楽しめるのもイイ!