このレビューはネタバレを含みます
どうしても、監督のデビュー作「第9地区」が素晴らしいため、そのレベルを期待してしまうのですが、下記の問題があるため、引っかかってしまう作品でした。
地球の治安システムがAI化されているのに、エリジウムの防衛が、人力に頼りすぎ問題。
ジョディ・フォスター、あっさり退場し過ぎ問題。
マット・デイモン、筋肉隆々とした身体を最初に見せるため、被曝しても、全然弱そうに見えない問題。
本作のメタファーが、米国の医療格差らしいので、本作に出演された、ジョディやマットは、良識派なだけに、もう少し脚本が良ければと思うばかりです。
監督の日本リスペクトの決め絵シーンもあり、感動出来るシーンも有るだけに、惜しい作品です。