リリー

殺人の告白のリリーのレビュー・感想・評価

殺人の告白(2012年製作の映画)
3.7
日本のリメイク版はあまり記憶に残っていないのですが、韓国オリジナル版もサスペンスというよりは娯楽映画に仕上がっていて楽しめました。アクションやカーチェイスや追跡劇が満載で、一瞬も目を離せないところがさすがです。何が起きてもほとんど最後まで登場人物が不死身であることは無理があるのですがエンタメならではのことでしょう。
手記出版と共に自分が犯人だと名乗り出た殺人鬼に女性のファンクラブが出来て歓声を浴びせるのには呆れましたが、パク・シフはミステリアスで超イケメンですね。憎たらしい笑みを浮かべていたけれど、その目的が判明した時は驚きました。
被害者の遺族が殺人鬼に復讐を計画していたので、韓国は日本やアメリカ同様に死刑制度が存続するのですが20年以上執行されていないようなので、この国での死刑制度に関する議論について興味がわきました。
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