次に起こる世界大戦によりイギリスから疎開する子供達の乗った飛行機が無人島に墜落。大人は死んで子供達だけの世界になる。『ザ・ウォーゲーム』でもイギリスで次の世界大戦の為に疎開するという設定で、この2作がほぼ同じ時期に制作されたってのも面白い。
90年制作のリメイク版は前に見たことあるので63年オリジナル版を鑑賞。リメイク版の主人公ラルフを演じてたのは『ヤングガン2』に出演していた当時期待の若手俳優バルサザール・ゲティ君。この子は誘拐された孫に払う身代金を渋る超ドケチ大富豪ゲティ爺さんのお孫さんの1人。誘拐されたのはこの子じゃないけど映画化にもなりました。
大人のいないアナーキーな世界、子供達だけで何とか秩序を作ろうとするが、対立して覇権争いへ。哀れな人間の性、争う事が人間の生まれながらの本質か。「ゴツンッ！」のシーンはリメイク版のほうがインパクト強かった。
子供達の中に人のいいナヨナヨした眼鏡のおデブちゃんがいるけど、あれどう見ても『ジョジョラビット』に出てくるヨーキー君の元キャラだな。
