コマミー

コン・ティキのコマミーのレビュー・感想・評価

コン・ティキ(2012年製作の映画)
3.5
【大海原に魅せられた男たち】

[気まぐれ映画レビューNo.63]



「パイレーツ・オブ・カリビアン5」の監督"ヨアヒム・ローニング"と"エスペン・サンドベリ"のコンビ監督が、ハリウッドに行く前に撮った冒険物のヒューマンドラマだ。
"コン・ティキ"と言うのは、"筏"の名前だ。このコン・ティキ号に乗って、6人の乗組員が南太平洋諸島の先住民"ポリネシア人"の祖先が、海を渡って遥々渡来してきた"アメリカン・インディアン"である事を示す為に、過酷な船旅をすると言う物語だ。

この筏を設計したのは、主人公の"トール・ヘイエルダール"だ。実は彼は、幼い頃の事故により、"水恐怖症"であったのだが、挑戦する心を忘れなかった強い心を持っていた。なんだかこうゆう所は、ジャック・スパロウに通ずる所があると思う。
そしてやはり"20億"くらいかけて製作されただけの事はあると思う。とてつもなく壮大で、ハリウッドの冒険映画並みにクオリティが高い。
そして本作のプチ見所は、なんと言っても"サメ"のシーンだろう。男達がサメに対して、怯えながらも果敢に戦う姿は熾烈だった。
最後と中間の一部のシーンは盛り上がるのだが、それ以外はやはり退屈してしまう。

たまぁに観るくらいなら、楽しめる作品だと思いました。
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