結婚式のパティーの記憶を失った男たちを描いたコメディドラマ。
「ハングオーバー」シリーズの第三弾。
ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス、ジャスティン・バーサ、ケン・チョン、ジョン・グッドマン、ヘザー・グラハム、ジェイミー・チャン、メリッサ・マッカーシーらが共演。
バンコクの刑務所に収監されていたミスター・チャウ（ケン・チョン）が脱獄する。歯科医のスチュ（エド・ヘルムズ）、フィル（ブラッドリー・クーパー）、ダグ（ジャスティン・バーサ）の三人は少し頭のおかしい42歳でニートのアラン（ザック・ガリフィアナキス）を治療させるために車でアリゾナの施設を目指していた。しかし道中でギャングの一団に襲われ、ダグが人質として捕まってしまう。ギャングのボス（ジョン・グッドマン）はダグと引き換えに、アランの友人で金塊を奪って逃亡中のミスター・チャウを三日以内に探し出すことを要求する....
オープニング早々アランのキリン事件で笑わせてくれる。
シリーズ恒例のスチュ、フィル、ダグ、アランの狼軍団のドタバタコメディ劇が繰り広げられる。
本作はシリーズの裏話をもとにしてストーリーが展開し、シリーズのファンへのサービスが嬉しい。
過去作品で活躍した中国人のミスター・チャウはもとより、娼婦とその子供やサルなども登場する。
さらには一作目でバチェラー・パーティーを開いたラスベガスのシーザーズパレスが再び舞台となる。
またオチは結婚式の祝賀パーティーで狼軍団の記憶が再び飛んで、いつものパターンが楽しめる。
ユーモアが詰まった楽しい作品です。
「最高にいかれた夜だったねえ」
2023.12 テレ東で鑑賞（サタシネ・吹替：アンゼたかし 訳）
