地中に潜む巨大生物グラボイズと人間たちの死闘を描いたモンスター・パニック「トレマーズ」シリーズの第4弾。
トレマーズシリーズの前日譚を描いたエピソード・ゼロ的な作品。
マイケル・グロスが主演、サラ・ボッツフォードがヒロインを演じ、ビリー・ドラゴ、ブレント・ローム、サム・レーらが共演。
時は100年前の西部開拓時代の1889年。
舞台はネバダ州の田舎町リジェクション。
銀鉱山で、17人の作業員が1日で亡くなる事件が起き、人々は町を離れていく。
残った店は女性オーナー（サラ・ボッツフォード）が営むテントのホテルと中国人チャン一家（サム・レー）の経営する雑貨屋の2件のみ。
そこに鉱山主のハイラム・ガンマー（マイケル・グロス）が訪れ、怪物を退治するためにガンマンを雇うのだが…
トレマーズの前日譚で、シリーズの舞台となるパーフェクションシティの始まりの物語です。
シリーズのメインキャラクター達の先祖が登場したり、自転車や蒸気トラクターなどが登場して興味深い一方で、ユーモアが少なめなのが少し残念。
とは言えシリーズ恒例の特撮によるモンスターとのバトルが楽しめます。
「大切なのは金の使い道ではなく生き方だ！」
シリーズ通して出演するマイケル・グロス演じるハイラム・ガンマーが、武器の取り扱いに疎く、本作のラストで武器の使い方に目覚めるきっかけが描かれており微笑ましい。
「いいものを買ったから これで銃の名手になれるわよ」
2022.11 テレ東で鑑賞（シネマスペシャル・吹替:田尾友美 訳）
2021.5 テレ東で鑑賞（サタシネ・吹替）
