まりも

白蛇抄のまりものレビュー・感想・評価

白蛇抄(1983年製作の映画)
3.6
ルミ子さん、お寺の妻ですが、ノーブラで仕出しを作っていました。長襦袢姿は匂い立ついやらしさ。色気というより、いやらしさ。(褒めている)そりゃあ、哲太も狂う。
わたしとしては、若山富三郎さんの、半身不随の必死な哀しい性が可哀相で可笑しくて、ぐっときましたなあ。
哲太の障子破り(怒られるよ)も笑いましたが、ルミ子さんの真面目な演技は時々とてもおもしろくて吹いてしまうことがありました。
この作品の美点は、完熟ルミ子に対して未熟の色気と美しさの仙道さんを用意したところ。憎い。
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