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インチョン!(原題)
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『インチョン!(原題)』に投稿された感想・評価

朝鮮半島にて決死の抗戦を続けている国連軍が、マッカーサー元帥の陣頭指揮により作戦遂行へと導かれていく。朝鮮戦争における仁川(インチョン)上陸作戦を映像化している、ブロックバスター映画。製作費4,400万ドル、製作期間5年。

統一教会の教祖・文鮮明と日本人実業家・石井光治が映画製作を主導。黒歴史的な製作経緯と記録的赤字により、Xファイル化している作品だが、3時間超えの本編を140分に編集した試写用バージョンが流出済み。

全体的に継ぎ接ぎ感が半端ないが、三船敏郎の諜報活動と上陸作戦の決行シーンが見応え抜群。本物の軍艦を集めて、本物の飛行機を飛ばして、本物の建造物を爆破しているところも圧巻。「よく撮影できたなぁ」という、純粋なる感動が込み上げてくる。

端的に言うと、マッカーサー元帥を救済者に見立てた「神の啓示」を物語っている作品。文鮮明の脳みそと直結させながら、「トンデモ映画が完成するまでの過程」を楽しむのが良策。
統一教会が莫大な資産を投じて製作した一代巨編。全15作からなる大長編の記念すべき第一作目として位置付けられるはずの作品だったが、これ一作でヤバイ赤字を出したので、幸か不幸か連作計画は幻に消えたそうだ。
監督にテレンス・ヤングを招き音楽はジェリー・ゴールドスミスと力の入れようが半端ではない。さらに配役にも余念がなく、マッカーサー元帥を演じるのはローレンス・オリヴィエ。そして元日本兵の斎藤さんに扮するのは我らが三船敏郎。名監督と映画音楽の巨匠、そして二大名優共演でおくる豪華すぎる布陣で朝鮮戦争を描いている。
あんまり面白くはないが、とりあえず、ちゃんとした映画人を使って、大勢のエキストラを動員して撮影しただけあって、それなりのものをみた感じにはなる。
だがヒロインのジャクリーン・ビセットを綺麗に撮れていないことはテレンス・ヤング一生の不覚。前半はやたら肩幅の広い女として登場し、夫に浮気された挙げ句、前半はずっと車を運転してやがる。もっと美人に撮って。
韓国に北朝鮮の軍隊がいっぱい攻めてきて、戦車で民家を踏み潰し、驚くほど無抵抗な民間人を機関銃で虐殺するところは圧巻の映像。それ以外は本当に退屈な上に、肝心の人間ドラマもつまらないので、後半にミフネ忍者がマシンガンを撃つ場面くらいしかみる価値はない。
DVD化されていない幻の作品と言われる映画だが、手っ取り早く観ようと思うのなら、数年前から動画サイトに10分ほどに分割投稿されたものが上がっている。細かく分割してくれているのは良心的で、ダメだ観るに耐えないと感じたらさっさとスキップして次に行けばいい。
これは恐らく二時間のアメリカ公開版なので、端折ってこれほど退屈とは、元がどれ程のものなのだろうと震えがくる。幻のままになっていれば誰も不幸になることなどなく平穏を保っていたであろうに、今やネット上でその亡骸を白日の元に晒されることとなった哀れなこの作品に神の祝福があらんことを。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

1.0
Youtubeに落ちていたやつを鑑賞。「死霊の盆踊り」「北京原人」など映画フリークがその先の高み(笑)に至るために通らなければならない関門はいくつかあるが、その中でもこれは映画の出来+ソフト化されていない諸々の(お察しください)という点で最難関ではないだろうか。全部英語で聴いて半分くらいしかセリフが理解できなかったとかを置いておいても、一向に進まない話とただ繰り返される迫力のないドンパチは我々挑戦者を軽やかに眠りに誘い込み、内容を把握するより寝ないでいる(=製作者に負けないでいる)事が本当に大変だったw。監督テレンス・ヤングそしてローレンス・オリヴィエに世界のミフネをはじめとしたきら星の如きキャストとスタッフで何でこうなるの?という最近のヴィッセル神戸的な噛み合わなさが残るがまあ振り返るだけ時間の無駄なので、つらつら書いたものの結局のところの感想として「観た」と一言だけ記しておく(笑)。