YasujiOshiba

ウォーム・ボディーズのYasujiOshibaのレビュー・感想・評価

ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)
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実は今日、ある人に誘われて『君の名前で僕を呼んで』を見てきたんだけど、なぜか発作に襲われたようにゾンビ映画が見たくなって、べつのある人の推薦で、この映画をクリック。いやはや、同じラブストーリーなら、ぼくは断然こっちだな。

イギリス出身のニコラス・ホルトくんはいいね。彼の演じるゾンビにはまいりました。オープニングから、なるほどその手があったとうなってしまった。こんなにカッコよいゾンビってほかにいたっけ。カッコよさでいえば、『怒りのデスロード』のあの痩せっぽっちのウォーボーイズに匹敵するよね。

テレーサ・パーマーちゃんは、真っ白な歯が印象的なスクリーム・クイーンのようでありながら、走る姿の凛々しいところは、じつにヒロインしてるんだよね。オーストラリアはアデレード出身の彼女だけど、その演技が評価されたという『明日、君がいない』(2006)はぜひ見てみたいな。

それにしても、ジョン・マルコヴィッチにはもう少し暴れて欲しかったな。最後は物分かりの良いお父さんになっちゃっていいわけ?まあ、ゾンビのニコラスくんのカウンターとして、人間の父さんのヤバイさは表現できたと思うけどね。

あ、それから個人的に印象に残ったのはノラ役のアナリー・ティプトンね。たしか『ルーシー』で見ているはずなんだけど、その物腰がすごく安心させてくれるんだよね。調べて見るとなるほどスケートをやっていたんだね。納得。
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