マッサージ屋

リアル 完全なる首長竜の日のマッサージ屋のレビュー・感想・評価

3.0
売れっ子の漫画家である淳美(綾瀬はるか)が自殺未遂を起こして昏睡状態となり1年が経った。
幼なじみで恋人の浩市(佐藤健)は自殺未遂の真相を知る為に彼女の脳内に入り込む“センシング”を試みた。
淳美は脳内世界で浩市に「昔、私にくれた首長竜の絵を見つけてほしい」と願い出る。
小学生時代に淳美と過ごした飛古根島に向かう浩市は・・・。

原作未読。
脳内世界と現実世界を行ったり来たりという展開は既視感ありありですが、それなりに面白かったです。
色んな映画を見ている人なら途中でオチには気付くと思う。
「あれ?!」っていう何か雰囲気が…ね(笑)

で、そのオチが明らかになったあたりで締めて良かったと個人的には思うんですよ。
もう首長竜が出てきて大暴れ!とか正直蛇足にしか見えない。
浩市と淳美の綺麗な愛の物語で終わっていいんじゃないかな〜。
ま、そういう映像遊びが好きなのが黒沢清監督ならではなのかもしれないけど(笑)

何気にホラー要素もあってそんなに悪い印象は無いです。