ロビン

ファイナル・デスティネーションのロビンのレビュー・感想・評価

3.4
『死神はめちゃめちゃ手の込んだ殺し方をする』
『人は予言めいたことを言う者を忌み嫌う』

冒頭のアレックスの予知夢?での飛行機が爆発して墜落するシーンはなかなかの迫力!

心霊現象とか殺人鬼だとかそういうことじゃなくて「人間、いつでも死は身近に潜んでるものなんだよ」という教訓を与えてくれるような作品。
それと死のピタゴラスイッチがなかなか面白い。
特にあの教師の死に方はこの作品で一番好き。
それにしても、飛行機事故後のあの教師のアレックスへの態度は教師として如何なものなのかとムカついたので、ああいう死に方してくれてテンション上がる〜笑

黒人検視官の「赤信号で止まるか渡るか、女の家に泊まるか帰るか、すべて死の筋書きの一部」ってセリフなんか印象的。
電車一本後に乗るか先に乗るかとか、何だって死の筋書の一部になってしまうよね。
ていうか、夜中に忍び込んだ二人に驚きもせずお咎め無しなの謎。

個人的に主人公アレックスが途中クレアと話して謎の怪死現象の相互理解を得られたはずなのに、自分にしか解決できないと思い込んだのか何なのか単独で動く姿勢が全く理解できず、かなりイライラさせられた。
何でお前は一人で行動しちゃうんだ、バカなのか?
彼のその謎行動が減点ポイント。

なかなか凝った気になるシーン。
アレックスが飛行機に搭乗する際に見下ろした時の、貨物運搬車の番号が『666』。
劇中ジョン・デンバーのレコードをかけるシーンがあったけど、彼は飛行機事故で死亡している。

あとあの終わり方は好き。

【ネタバレ】
  ↓





ちなみに教師の家にあったアレックスの靴跡と包丁の指紋はお咎め無しなのか。。
ロビン

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