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正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官のGINのレビュー・感想・評価

3.6
2009年制作。
ハリソン・フォードがアメリカの移民関税捜査局のベテラン捜査官を熱演した社会派サスペンス作品。
原題は『CROSSING OVER』。

不法移民達の置かれた過酷な現状。
不法移民ビジネスの闇。
移住を巡る様々な問題が如実に描かれていました。
これがアメリカの現実。
移民国家って大変。
家族がバラバラになってしまったり…。
別れる者達もいれば、幸せになる者達もいる。
みんな生きるのに必死だ。

ハリソン・フォードの役柄は、密入国や不法就労者の取り締まりにあたりながらも、彼らに同情的で同僚からも呆れられるほどの誠実な男。
ハリソン・フォードの抑えた演技が良かった。
ハリソン・フォードの相棒役だったクリフ・カーティスも良い演技でした。
注目は、レイ・リオッタ。
自分の立場を利用したいやらしいと言うか情けない役柄を演じていて、適役すぎて、こちらも抑えた演技をしていて個人的に最高でした(⁠^⁠^⁠)
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