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わたしのSEX白書 絶頂度のbrianのネタバレレビュー・内容・結末

わたしのSEX白書 絶頂度(1976年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

看護師で採血係のあけみ(三井マリア)はヤクザの隼人(益富信孝)に売春の仕事を紹介されて病院を辞めてしまう。

実際に注射器で人体の血液を採取するシーンがある。こういうご時世であり見ているだけでも緊張感が漂ってきた。

そうかと思えば、つボイノリオの名曲『金太の大冒険』を歌うシーンがある。
♪金太 負けが多い きんた まけがおおい
きんたま けがおおい♪
緊張と緩和の演出が冴え渡る。

病室内に入ってきた医師と看護師の残像処理に驚く。最初は撮影ミスかと錯覚した。映像マジックが冴え渡る。

初めて観る三井マリアは真面目な看護師から淫乱な売春婦へと変貌していく表情と姿に釘付けとなった。

傑作ロマンポルノに芹明香あり。
アンニュイな雰囲気は相変わらず。
あけみと隼人が愛し合うシーンを無言でポラロイド撮影するリリィの愛情に恐れ入った。
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