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次郎長三国志 第八部 海道一の暴れん坊のbrianのレビュー・感想・評価

4.0
人間味溢れる森の石松を主人公にテンポよく描いた痛快時代劇。 

冒頭から浪曲師・広沢虎造が独特の節としわがれ声で作品を引き締めている。
森繁久彌は気風のいい台詞回しと軽い身のこなしが颯爽としていて気持ちが良い。
志村喬の長台詞にじっと聞き入り場面の空気が変わった。流石の名優である。

監督は時代劇から現代劇まで数多く作品を手がけ日本映画の黄金時代を築いたひとりであるマキノ雅弘。
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