片腕ファルコン

最愛の大地の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

最愛の大地(2011年製作の映画)
2.8
アンジー初監督作品。
公開当時、気になってはいたが、あまりいい評判を聞かず、最終的に金券ショップに300円で前売りが売ってたほどに。スルーしました。

公開延期になってた問題作『不屈の男 アンブロークン』もようやく日本でも公開されるって事でとりあえず鑑賞。。

まず、映画の中のフェロモン全開のアンジーのイメージだけで期待すると大ヤケドしますね(そんな奴は僕だけか..)

彼女のプライベートでの慈善活動っぷりは相当なもので、被災地に多額の寄付をしまくったっり、難民の子3人養子にしたり、そういう組織の親善大使になったりととにかく凄い。。(養子になりたい..)

つまり、今回の初監督作品でも自身が本当に撮りたかった、伝えたかったテーマを扱っているんでしょうね。

超骨太社会派映画。日本の慰安婦問題を彷彿させるボスニア紛争の集団レイプを軸にストーリーが展開されますが…まぁ重いですよ。おっぱい出まくってますけどありがたくないですよねぇ。。(完全に萎えました..)

交際していた男女が突如始まる紛争で卑劣なセルビア軍と捕虜という関係になってしまうんですからなんて恐ろしいこった。

何とか希望が見える展開を期待したいがドSのアンジーは容赦なく戦争の恐ろしさを僕らに突きつけてきます。。(どMを覚醒させる気ですか..)

充分お腹いっぱいになりましたけど、どうも押し付けがましいというか一方的というか、、結末も込みでスーーっと受け入れる事ができませんでした。

次回作も見ますけども!!