ろく

UNDERWATER LOVE おんなの河童のろくのレビュー・感想・評価

UNDERWATER LOVE おんなの河童(2011年製作の映画)
2.7
河童が出て、ミュージカルで、それでいてエロであるというもはやカオスな展開である。

いまおかのカオス作品だと「感じるツチンコ」があるけどこれもそれ。カオスだけど少しいい話にして、ああよかったと思わせるのはいまおかイズムです。でも少し乗り切れなかったのはなぜだ(好物なのに)

ミュージカルシーンが日本語なのにドイツ語に聞こえてしまうのはラブサイケデリコイズム。なんか音楽が変で癖になるんでそこはよし。そこだけよしだろという突っ込みは却下する。

まあ不満なのは出てくる女優さん(脱ぐ女優)が全くかわいくなかっただろうか。いやいやそんなルッキズム良くないぞって思いながらもそこが妙に引っかかる。すいません、僕はルッキズムに毒されています。

俳優陣は吉岡睦夫に守屋文雄、と城定・いまおか作品の常連。おなじみ仲間でわちゃわちゃする感じ。そういえばこれ脚本も守屋だっけ。

エンディングのダンスは幸せ。あ、でもそれで誤魔化すのは良くない。いまおかの良さが出ない残念な作品(いまおかこんなもんだろっていう突っ込みはやっぱり却下)。
ろく

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