マッサージ屋

アフターショックのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

アフターショック(2012年製作の映画)
3.0
アメリカ人のグリンゴ(イーライ・ロス)はチリ人の友人2人と女性との出会い目的でチリに向かった。
現地で3人の女性と出会いクラブで盛り上がるが、その時大地震が起きる。
しかも地震の影響で刑務所の塀が崩壊し、街には凶悪犯罪者達が混乱の人々を襲撃し…。

オッサン3人のユル〜イナンパ劇が中盤まで続き、「コレはどんなジャンルの映画だっけ?」とあくびがで始めた時から一転してハードな展開に!

地震の凄まじさよりも、その混乱に乗じた人間の醜さがえげつない。
物品強奪はもちろん、凶悪犯罪者グループによる殺戮まで行われる。
その恐怖に怯えた現地の人の疑心暗鬼さも呆然とするもの。ここがある意味ビックリしました。
追い詰められ、そこを利用する人間ってのは決してお国柄だけではないと思う。

『ホステル』の監督を務めていたイーライ・ロスが脚本を手がけてるので、エグさはそこそこありました。

ただのディザスター映画ではないところにポイントはありますが、ちょっと焦点がぼやけてるのは否めません(^_^;)