3年ぶりくらいに再見。圧巻の劇中劇に今回も飲まれる。あまりの言葉の洪水になんでここまで全部言おうとするの、と思っちゃうけど、人と人とが関わるとなれば実際ここまでの思考、感情が頭の中には生まれていて、でもそれを発露できるジャストな言葉というのはなく、それでも伝え合って時にズレて修正して関係が進んでいって、ああこれ普段面倒だと諦めてるやつだ…と自分の記憶にも絡まり、全く気が抜けない4時間強のコミュニケーション劇。夜明けまでの長い長い歩行ショット。平行に進む電車、2人、人生。やっぱり泣いたラストを反芻しながら自分も山手線で帰った。