ぶちょおファンク

ばしゃ馬さんとビッグマウスのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

脚本家の夢を持つ34歳の女性。
結局彼女には才能もなく、夢を諦めて挫折して、実家の旅館を手伝い、介護の勉強でもしようかな…っというラストはなんとも物悲しい展開で、まあ麻生久美子さんの朗らかなイメージで夢にやぶれても清々しい印象も残りますが、挫折の寂しさしか自分には残らなかった。

まあ綺麗事で終わらさなかったのは良いんですが、脚本家の夢はきっぱり諦めたけど、何か別の希望がほんの少しでも見えて新たに歩み出す彼女を見たかったが、それが介護士なのか?実家を手伝うことなのか?
その辺がぼんやりとしていたのでなんかスッキリとしない後味でした。

脚本や主要な演者は及第点で、前半に意味ありげなエキストラの目立つ演出や演技、〝てんどうよしみ〟とかの名前の小ギャグっぽいのが余計なテイストでマイナス点。