宇宙から見れば地球の恐怖なんてちっぽけなものよ。
スペースシャトルの修理を行っていたらロシアが悪さをしてきた話。
「一度投げ出されたら最後」という宇宙空間ならではの恐怖を感じることができた。
リーダーのマットがあまりにも良い男過ぎたので主人公がトロく見えて仕方なかったところは少し気になったが、そこに至るまでの境遇を思えばまあ理解はできた。
本作では宇宙空間の恐ろしさを1人称の視点や音声で表現しているところが随所にあり、自分の意志で動くことのできない緊張感を自分のことのように感じることが出来た。また、自分は宇宙飛行士になれないということをしみじみと実感した。
序中盤が本当に目を離すこともできなかった分それ以降が少し中弛みして感じるところもあったが、映像が綺麗で話もまとまっている良作だと感じた。
あと邦題はラストのエモさを消してるところを反省してください。