アン・ハサウェイが成長した姿を見たくて。
アパレル会社に定年後のオジサマがインターンとして訪れる物語。
素敵なキャラクターと前向きな物語に元気を貰えた。
バリキャリ女性が働いて専業主夫が不満を持って…みたいな構図は分かりやすい問題提起を投げかける一方、「睡眠時間が少ないと"太る"ぞ」みたいな発言は少しばかり全時代的だと感じた。
その辺りの感覚のバランスは何となく今の日本人女性にウケそう。
この映画で再確認したのは「人物」の大切さ。不快な人がいないことがこんなに心を明るくさせてくれるとは思わなかった。
おじさんが格好いい映画に外れはない。
アディオスみたいなテンションでサヨナラって言うの日本人だから面白く感じてしまうね。
社会に適度に問いを投げつつ心を明るく晴れやかに、明日を働く希望を貰える名作だった。心が晴れない時にまた観たい。