えのきさんの映画レビュー・感想・評価

えのき

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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

4.0

肉食べるの控えたくなるね。

1ヵ月間マクドナルドを食べ続けて生活したら体はどのように変化するのか実験したドキュメンタリー作品。

思想も生々しさも強めで気軽に観られる作品ではなかったけど、なかなか楽
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.9

観たかった感じと若干違っていたけど、良くありそうなテーマの中で良く考えられていた映画で、目新しさも多くて楽しめた

アイアンマン(2008年製作の映画)

4.2

マーベル作品を勧められて1作目から。

兵器製造会社のイケイケ社長が機械化する物語。
あまりヒーローものは観てこなかったけれど展開の王道さと丁寧な作りに満足した。

主人公役のロバートダウニーJrがと
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天気の子(2019年製作の映画)

3.8

主人公たち狂人過ぎない??

祈ったら雲を散らす女の子が天気ビジネスで荒稼ぎする物語。
新海誠監督の綺麗な作画と『君の名は。』の改変が混じった作品だった。

監督が同じだから仕方がないというべきか、演
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.3

心を燃やせ!!!

ジャンプ漫画『鬼滅の刃』の煉獄さん物語。
ufotableのアニメの出来の良さは安定していて素晴らしい。

今回は「無限列車編」だったので、映画でどこまで収めるのか少し不安があった
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

田舎の悪いところ詰め合わせBOX。

サクラメントで貧しい暮らしをするクリスチャンの主人公の物語。
終始切ない雰囲気のある物語で、田舎暮らしをしたことがあれば心に刺さる。

登場人物はほとんど魅力を感
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.1

この邦題は分かりにくい人多いのでは??

躁鬱と診断された主人公が病院を出て妻を追おうとする物語。
予想以上に終盤まで陰鬱とした物語だった。

まあそれはそれは主人公の家族が気に食わない。
お母さんも
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.3

アン・ハサウェイが成長した姿を見たくて。

アパレル会社に定年後のオジサマがインターンとして訪れる物語。
素敵なキャラクターと前向きな物語に元気を貰えた。

バリキャリ女性が働いて専業主夫が不満を持っ
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BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

4.0

ノエルが動いていたので良し。部屋のシーンが改変されてたので悪し。

『BLEACH』の作者の新作。ロンドンを舞台に魔女とドラゴンがいる世界の物語。
原作を忠実に映画化(?)したなという印象を受けた。A
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アフリカン・ドクター(2016年製作の映画)

4.3

地元の田舎で目にした外国人を思い返して。

コンゴ生まれの黒人医師がフランスの田舎町で差別を受ける物語。
あまりにストレートな意図を持つストーリーに反対に魅力を感じた。

差別されるパートは観ていてや
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.2

宇宙から見れば地球の恐怖なんてちっぽけなものよ。

スペースシャトルの修理を行っていたらロシアが悪さをしてきた話。
「一度投げ出されたら最後」という宇宙空間ならではの恐怖を感じることができた。

リー
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

……ほーん。……へーーー。……ところで、主人公の名前って何だっけ……???????????

第三次世界大戦を止めろと言われた主人公がなんやかんやして時間軸上に大量発生する物語。
ノーラン作品のいずれ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.3

おじさまが格好いい映画に間違いはない。

ゾンビ化する感染症が流行る街から娘と共に新幹線で逃げる物語。
王道、かつ完成度の高い作品だった。

まずこうしたパニックものとしてありがちな「理不尽な行動をし
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

アメリカは好きだけど、日本に生まれて良かったー!

高校の卒業式前夜のパーティーに冴えない2人の仲良し女子が挑戦しようとする物語。
登場人物たちが印象的でテンポの良い作品だった。

正直主人公の、特に
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

4.0

二日酔いとは…???

バチェラーパーティーのためラスベガスへ行った男たちが記憶を失う物語。
『ジェクシー』が近所で観られないので代わりに鑑賞した。

登場人物たちが魅力的な作品だった。特徴が皆バラバ
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

4.2

現代の作画はここまで綺麗なのかと笑ってしまった。

メンヘラ気味の女の子がこの世全ての悪を飲み込んで暴走する物語。
原作への愛が感じられる丁寧で迫力のある作品だった。

原作をプレイした当時でさえ30
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.2

東京近辺に住んでいることを珍しく感謝した。

きちんと観たのは初めてだけど音楽と映像が最高だった。
静かで、かつ活力に満ちた高度経済成長期の学生たちを描いた物語。

展開のメリハリが少ないことが欠点な
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.2

脈略がないストーリーを「不思議」と表現するのはいかがなものか。

原作を見れば何か変わるのかもしれませんが、公開当初に映画館で観て再度地上波で鑑賞してもちょっと良くわかりませんでした。

映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.1

京アニ特有の映像の綺麗さはやっぱり良いもの。

元いじめっ子だった少年が、いじめられた耳の聞こえない女の子と親睦を深める物語。
昔漫画を読んで映画館で観て、久しぶりの鑑賞だった。

この作品の特筆すべ
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.8

アシタカになりたすぎて死にたいのに、彼に「生きろ」と命じられた。

呪われたアシタカ青年が女性をたぶらかして周る物語。
ジブリの中で『千と千尋の神隠し』が一番思い入れのある作品ならば、『もののけ姫』は
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.9

登場人物皆IQ5。

成長した映画『ジョーカー』の主人公が住まうゴッサムシティで、奔放な彼を止めようとバットマンが暗躍する物語。
マーベルらしい引きで楽しみが残されている一方、所々の展開のガバさが目立
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

社会派のダークヒーロー活劇。

コメディアンを目指す青年アーサーが荒んだゴッサムシティで心を病みピエロになる物語。
映像の綺麗さと主人公の演技が本当に素晴らしかった。

物語自体は大味で細かい違和感は
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.7

はじまりの朝の静かな窓
ゼロになる体満たされてゆけ

本当に何十回も観た作品だけど、初めて映画館で鑑賞した。
心が揺れすぎて今すぐ海の見える街に引っ越さなければならない衝動に駆られた。

子どもの頃の
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

人生何もかも思うようにはいかないもの。

小説『若草物語』の再映画版。
19世紀後半のアメリカを舞台に4姉妹の生活を描いた物語。

姉妹それぞれ信じていたものから挫けそうになる様子を綺麗な映像と演出で
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.3


もしも自分の存在が無くなってしまったら、世界に変化はあるのだろうか。

夢を諦め父の住宅ローン会社を引き継いだ青年ジョージが窮地に陥り、絶望の末自殺を試みた時、「もしもこの世に生まれてこなかったら」
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

「black lives matter」
今こそ地上波で流すべき映画。

1979年代のアメリカで黒人初の警察官となった主人公が白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入する実話が描かれ
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エスター(2009年製作の映画)

4.2

ホラーのようで社会派で、なによりマックスがかわいい。

ちょっと変わった少女エスターを孤児院から引き取った家族の物語。英題は「orphan(孤児)」。
娘マックスの可愛さをひたすら愛でたくて仕方がなか
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

もし今吃音の王が出てきたら世界は受け入れられるのだろうか。

第二次世界大戦前のイギリスを舞台に吃音を持つジョージ6世がスピーチに望む物語。
終盤20分のスピーチに臨む緊張感はリアルタイムで体感してい
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.5

カフェのテラス席に座って、ウィンドウショッピングをして、雨の中を散歩したい!

ローマに滞在中の王女アンが公邸から逃げ出しローマで休日を楽しむ物語。オードリー・ヘップバーンが綺麗なこと綺麗なこと。
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

名作と言われるのには訳がある。

1920年代のアメリカを舞台とし、映画に「声」が付き始めた頃の映画俳優たちの物語。今更だけどトーキーってtalkingなのね。

映像の作り方とセンスが素敵でどの場面
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.1

終始ジュリアが可哀相で悲しくなった。

トム・クルーズ主演ミッションインポッシブル3作目。
「ラビットフット」という謎のアイテムを巡ってバチカンに中国にとイーサンが飛び回る。

流石のアクションの派手
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.4

「変わる世界」と「変わらないもの」が素敵な音楽と古き良きイタリアの景色の中で映されていた。

映画映写技師のアルフレッドに懐いた少年トトの生涯を巡る物語。1990年アカデミー賞外国映画部門作品賞受賞作
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名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

4.2

最後は1番好きなコナン映画を。

京を舞台に服部が日本刀で殺陣をする話。
服部がコナンをひたすら新一と呼び続ける。

ある種スタンダードなコナン映画で派手さは薄めだが完成度は高い。
音楽や演出も魅了的
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名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

4.2

香川県議会で流したい映画No.1。

現実とリンクしたゲームの中に閉じ込められる物語。
コナンで最も傑作だと言われているのが良く分かる完成度の高さと面白さだった。とても20年近く前の作品だと思えない。
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名探偵コナン 業火の向日葵(2015年製作の映画)

3.9

キッド映画でハメられすぎじゃない?

ゴッホの向日葵の絵画を巡って事件が起こる物語。ギャグ調のシーンが多く安心して楽しめた。

展開と推理のガバさが他より目立っていたのは気になった。証拠の決め手が何と
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

4.0

コナン、お前は日本から出てはいけなかったんだ。

園子がひたすら叫び続ける名探偵コナン。シンガポール名所爆破祭。

キッドとコナンの絡みがある物語は安心感があって好みだった。ストーリー自体もまとまりが
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