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トランセンデンスのふのレビュー・感想・評価

トランセンデンス(2014年製作の映画)
3.8
新しいAIの世界を開拓。

【人工知能PINNの開発研究に没頭するも、反テクノロジーを叫ぶ過激派グループRIFTに銃撃されて命を落としてしまった科学者ウィル。だが、妻エヴリンの手によって彼の頭脳と意識は、死の間際にPINNへとアップロードされていた。ウィルと融合したPINNは超高速の処理能力を見せ始め、軍事機密、金融、政治、個人情報など、ありとあらゆるデータを手に入れていくようになる。やがて、その進化は人類の創造を超えるレベルにまで達してしまう。】

AI世界の映画は沢山あれ、さらに新しい解釈が生まれたんだなと再確認。
特にAI技術に関しての表現がとても良く、これが本当に現代に「良い方向に」活かすことが出来ればどれだけ「可能性」が広がるのか。
ただそのAIが「人間にとって」良い方向に動いてくれているのか、手の内が見えないからこそ、また、新しいものに触れることに対して人間は怯える。

人間とAIの愛という表現でいえば、先日観る機会があった「her 世界でひとつの彼女」も挙げられる。
どちらかというとこちらのAIの方がよりイメージの中のAIに近いものがあり、創造からイメージにも親近感や希望が湧きやすいかも。
ふ