ぶちょおファンク

あの頃、君を追いかけたのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★3 中盤★2.5 終盤★2

西洋のこの手の青春群像劇って
酒、タバコ、ドラッグ、セックス、パーティー、犯罪、車で暴走…等々が定番ですが、
東洋ではそういうのはほぼ出てこない、そんな文化圏が多い。

その意味で台湾映画の本作は日本人が観ても文化的違和感もなく共感度は高い。
ただかなり下品というか、
“男子の幼稚性”がテーマなんで
初恋のキレイな甘酸っぱさと下ネタの下品さのバランスは微妙かと…。

台湾は日本大衆文化がかなり入っており、特に漫画とAV🔞(またはアイドル)は台湾映画を観てると必ずと言っていいほど登場してくる。

今作も御多分に洩れずなんですが、
いま観て面白いのは逆に日本で大流行中の“ドリンクinタピオカ”文化、
台湾では昔からなんだなぁ〜っと改めて認識!(笑

終盤はちょっと無駄、蛇足とも思える演出で“淡い初恋の想い出の美しさ”の後味はイマイチ。
例えるならドリンクを飲み干しカップに残った氷の隙間に残っているタピオカを吸い込んで味わうような少し虚しい感覚で惜しい。

日本版リメイクがあるようですが、たぶん下ネタは抑えてるんでしょうね。
どうアレンジしているのか?
機会があれば観てみたいとは思う。


2019年183本目